なんとなく続けている業務や施策、その成果と継続可否を考える🍕

こんにちは。人事の吉田です。

数多くの企業や組織が様々な施策を実施し、素晴らしい施策はどんどんシェアされます。このポストはその逆の発想で、読んで下さる方には「なんとなく続けている施策を続けるかどうか」の判断事例として受け止めて頂けると嬉しいです。

目次

事例となる施策

今回は在り来たりな施策例として「従業員の交流イベント」を取り上げます。当社では毎月、従業員がピザやお寿司をつまみにお酒と会話を楽しむ交流イベントを開催しています。ありがちな施策ですが目的は大事、「従業員同士の交流を促進するため」です。

交流会の様子はこちらから。

ピザコミュニケーションが部署間の壁をなくす?!

 

楽しいけど本来の目的は?

3ヶ月くらい経って参加メンバーに偏りが出始めました。交流会そのものは楽しい雰囲気でよかったのですが、当初の目的を思い出すとこれを課題と感じる様になりました。

リソースやコストに対する成果が頭打ちになっていると感じたからです。ピザやお酒を買う費用もコスト、メンバーの準備時間や計画を練ったりする工数もコストです。限られたリソースで常に新しいチャレンジをするためにも、ドライブしない施策をダラダラ続けるのは良くない。こうして今回は意図的に、交流会の形を変化させてみました。

変化させた事

①時間帯

これまで19時に開始していたのですが、子育て等の家庭の事情で参加できない方がいたり、業務特性上どうしてもこの時間帯に忙しくなる部門もありました。

→ランチの時間帯に開催したら、いつもと違う顔ぶれになるかも🍕

②場所

これまで執務スペースのすぐ脇で開催していたのですが、仕事してる仲間の近くでワイワイ騒ぐのに抵抗がある、タスクが残っているので気まずい、という声がありました。

→執務スペースから離れたセミナールームで開催したら参加しやすいかも🍕

③コミュニケーションの質

これまでは自由に動き回って自由に喋っている形式だったので、どうしても「いつもの仲良しさん」とのコミュニケーションに偏りがち。これでは「従業員同士の交流を促進する」という目的を達成したとは言えません。

→複数のコンテンツを考えましたが、今回は新入社員と既存社員が互いに理解を深める場にできないか、という切り口で企画しました。

当日の流れと様子

まず私から上記の課題+より良い場にしたいという思いを説明し、新入社員に自己紹介LTをして頂きました。既存社員が積極的に質問したり、訳の分からない突込みで逆に爆笑されたり、終始温かい雰囲気になりました。参加してくれたみなさん、その場を温めようと協力してくれたみなさん、ありがとうございました。

今後の従業員交流

続けます。ただし既存の形に囚われる事なく「従業員の交流」という目的に向かって試行錯誤を続ける前提です。「こんな切り口はどうですか?」みたいな考えがあれば気軽に教えてください。

まとめ

どんな施策も変化させ続けなければ必ず陳腐化します。もし、これ以上変化させるのが難しいと感じるならバッサリ止めて、新しいチャレンジをすべきだと思いました。リンクバルは成長企業だからです。