【妻への連絡を9割以上Bot化】プライベートSlackのススメ

こんにちは。人事の吉田です。

今回は勇気を出して、私の日常をさらけ出してみます。

技術的には大した内容ではありませんが、私が技術大好き人間なのだと認知して頂けたら嬉しいです。

目次

帰宅を巡る攻防

妻への連絡をBot化しようと考えたのは、毎日毎日帰宅を巡って下記の様なクソリプを繰り返す事にお互いがウンザリしていたからです。しかし、こうしたやり取りには一定の規則性がある事、そしてこれは簡単な仕組みで解決できると気がついたのです。
妻「今日は何時に帰るのか」
俺「・・・(面白い事を思いついたので、ちょっとだけ試してみたいな。)」
妻「晩ご飯は要るのか」
┣俺「要る」  ─妻「何時に帰るのか(無限ループ)」
┗俺「要らない」─妻「ヴぃあぇbvこうおはh(怒)」
妻「そろそろ帰ると言ってから3時間経過してるけど何をしているのか」
俺「・・・(帰り間際に誘われてホイホイ食事に行ってしまった)」

Botの仕組み

必要なものは、スマホ、googleアカウント(無料)、Slack(無料)、IFTTT(無料)くらい。Botの仕組みも至ってシンプルなものです。
  • IFTTT スマホの位置情報をトリガーにしてスプレッドシートを更新(帰宅時に利用する*駅*番出口の半径3m以内に侵入すると、指定したスプレッドシートにタイムスタンプ。ただしAM(出勤時)は起動しない&20時までに起動しなければ「今日はご飯いらない」をSlackに投稿し業務終了。
  • IMPORTXML関数 スタンプされた時刻から乗換案内を検索し、自宅最寄駅(+10mで自宅)への到着時間を算出しスプレッドシート上で更新
  • GAS セル上で算出した帰宅時刻にそれらしいテキストを付け加えてSlackに投稿
余談ですが、Bot完成後に妻へSlackの導入を提案したところ、即断即決で拒否されました。上記のBotはSlack→LINEに転送する形で運用しています。

問題は解決できたのか

結果として帰宅時間を巡る攻防は激減したと言えます。計測しておらずデータで示す事はできないですが、冒頭の様なやり取りは実感値として9割以上駆逐できました。機械的なメッセージに一切反応しなくなったとも解釈できますが、アイコンを子供の画像にした事で、緊張は和らいだ気がします。現場からは以上です。

号外

プライベートにSlackを導入すると、目的別にチャンネルを設定できるので、リマインドの共有相手を一括変更したり、複数SNSの投稿やフィードをまとめて流し読みしたりするのに便利です。一部紹介。
• Remind #trash “明日は燃えるゴミの日です” at 9PM every Sunday and Thursday.
• Remind #trash “そろそろ清掃車が来ます” at 9:45AM every Saturday.
• Remind #shops “明日は火曜市(https://www.aeonnetshop.com/shop/c/マイ店舗)” at 8PM every Monday.
• Remind #shops “今日はピザが半額(https://pizzahut.jp/ip/shop_detail/マイ店舗)” at 9AM on the 8th of every month.
• Remind #shops “今日はニワトリの日(https://www.kfc.co.jp/sp/menu/)” at 9AM on the 28th of every month.
• Remind #shops “31の日です” at 9AM on the 31st of every month.
• Remind #finance “https://karauri.net/kikan/” at 6PM every weekday.