ElasticSearch

Amazon Elasticsearch Service で利用可能になったElasticSearch5.1の良いところとは?

こんにちはリンクバルの井上です

今年の1月にAmazon Elasticsearch Service でElasticSearch5が利用可能になりました。

今回はElasticSearch5の個人的にいいな思うところ簡単に書いてみました

インデキシングパフォーマンス

5.0.0では数値データ構造の改善を始め様々な改善によりインデキシングのスループットが劇的に向上されケースによってはインデキシングのスループットは80%の向上を見込めるようです・・これだけでもすごい

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LogStashでElasticSearchにlogを送る

リンクバルの井上です。
ElastcSearch, Kibana, Logstashの使用例の定番といえばアクセスログなどのログ収集と可視化かと思います。
今回はログ収集からKibanaでの可視化までの簡単なsampleをご紹介します。

 

Logstashのインストール

今回はbrewでinstallしてみたいと思います

brew install logstash

log収集のためのconfファイルの作成

今回は簡単な設定ファイルを作成します

この設定ファイルを使用してlogをelasticsearchへ送信します。

 

設定ファイルの解説

input

読み込むファイルを指定する今回は標準入力の設定です

[bash] input  {
stdin { }
}
[/bash]

下記のように直接ファイルを指定することも可能

[bash] input  {
file { path="/var/log/apache2/access.log" }
}
[/bash]

filter

logファイルから取得したログをelasticsearchように整形する

[bash] filter {
grok {
match => { "message" => "%{COMBINEDAPACHELOG}" }
}
date {
match => [ "timestamp" , "dd/MMM/yyyy:HH:mm:ss Z" ] locale => "en"
}
mutate {
replace => { "type" => "apache_access" }
}
}
[/bash]

output

ログの送信先を設定今回はローカルのElasticsearchを指定している

[bash] output {
#stdout { codec => rubydebug }
elasticsearch { hosts => ‘127.0.0.1:9200’ }
}
[/bash]

logをElasticSearchへ送信

下記のようにファイルを指定してコマンドを実行してみます

/usr/local/bin/logstash -f logstash.conf < -f   logファイルのpath

kibanaでの確認

kibanaを開くと下記のように画面が表示されてますが緑色のCreateボタンを押下します

すると下記のような画面になるかと思いますので次にDiscoverを押下します

logstashから送信されたデータが確認できました。

 

いかがでしたでしょうか?意外と簡単にログ送信できるイメージできたでのではないでしょうか

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ElasticSearchでログ収集する〜Logstashとは何だろう?

リンクバルの井上です。
今回はElasticSearchにデータを取り込むLogstashとは何かについて調べた内容をまとめてみました

###Elasticsearchとは?
Elastic社提供のLuceneベースのマルチテナント・スキーマレスで
クラウドに最適化されたサーチエンジンサーバー

###Logstashとは?
Elastic社が提供するオープンソースログ収集管理ツールです。
プラグイン形式で機能を拡張できるのが特徴でプラグインにより様々なファイルデータを収集できます。

###プラグインの種類
(沢山ありすぎるので一部紹介します・・・)

####logstash-input-jdbc
JDBCプラグインを使用してデータをDBにからデータを取得します。

####logstash-input-file
任意のファイルの内容を永続的に読み取ります。ファイル読み取り開始位置や読み取る間隔も調整することができます。

####logstash-filter-csv
カンマ区切りの入力をフィールド単位に分割します。separatorも指定することが可能です

####logstash-filter-date
日付フォーマットを変換します。

####logstash-output-jdbc
JDBCプラグインを使用してデータをDBにアウトプットします。

これらのプラグインを使い下記のような流れでデータを収集します。
1.Input ログを記録するイベントを監視
2.Codec Inputから受け取ったデータを指定した形式に整形
3.Filter Codecから受け取ったデータをフィルタ処理(解析)
4.Output Filterから受け取ったデータを出力対象に出力

基本的なLogstashの内容は以上です。
pluginをより活用すれば大抵のデータは取り込めるのであらゆるデータ収集ができそうですね!

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Elasticsearchで簡単な検索をしてみる

リンクバルの井上です。
システムのデータの規模が大きくなるにつれて必ず問題になるのが検索パフォーマンスかと思います。
今回はその改善で利用されるLuceneベースの全文検索・解析ができるElasticsearchで簡単なユーザ検索をしてみます

##ElasticSearchとは?
Elastic社提供のLuceneベースのマルチテナント・スキーマレスで
クラウドに最適化されたサーチエンジンサーバー

##ElasticSearchの導入メリット
・全文検索が高速
・導入しやすい
・プラグインが豊富
・RESTfulAPI
・データの可視化が簡単(Kibanaの導入)

##ElasticSearchを入れる

###Javaのinstall

[code lang=text] brew install java
[/code]

###ElasticsSearchのinstall
今回は最新の5.0ではなく2系を使います
brew install homebrew/versions/elasticsearch24

###kibanaのinstall
ElasticSearchにversionを合わせないとエラー起こるのversion指定してinstall

[code lang=text] brew install homebrew/versions/kibana44
[/code]

###kibanaのplugin Senseをinstall

[code lang=text] /usr/local/opt/kibana44/bin/kibana plugin –install elastic/sense
[/code]

###Elasticsearchの起動

[code lang=text] /usr/local/bin/elasticsearch
[/code]

port 9200で起動されるので下記でアクセスできます
http://localhost:9200

###kibanaの起動

[code lang=text] /usr/local/bin/kibana
[/code]

こちらはport5602で起動します
http://localhost:5601

##検索機能を使う

###indexの作成
kibanaのSenseでsample_indexという名のindexを作成します。
““POST sample_index
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-29-12-06-07

###mappingの作成

[code lang=text] PUT http://localhost:9200/sample_index/_mapping/user
{
"user" : {
"properties" : {
"name" : {"type" : "string" },
"message" : {"type" : "string"}
}
}
}
[/code]

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-25-15-43-54

####データの登録
““POST http://localhost:9200/sample_index/user
{
“name”: “user”,
“message”: “user_message”

}
““
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-25-15-43-54

####検索してみる

[code lang=text] GET http://localhost:9200/sample_index/_search?pretty=true
{
"query" : {
"simple_query_string": {
"fields": ["name"],
"query": "test1"
}
}
}
[/code]

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-25-15-57-16

ユーザの検索ができました!
次回はkuromojiを使った日本語全文検索をやりたいと思います
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