リンクバル技術部の川畑です。最近というより1・2年前から海外で流行っているVPS DigitalOcean についてまとめました。IaaS界の巨塔 AWS と比較して良いところを5つか列挙させて頂きます。
目次
コストが安い!
- DigitalOceanは1番下のスペックのDroplets(AWSのEC2インスタンスみたいなの)で比較した場合、1時間あたり $0.007 1月あたり $5になります。
- AWSの1番下のスペックのEC2インスタンスだと、t2.nanoが1時間あたり $0.01 1月でEBS 8GBで起動すると $14.64になります。
仮想サーバーの起動が早い!
- DigitalOceanは1分ぐらいで起動完了。
- AWSのt2.nanoだとStatusがrunningになるまで5分ぐらいはかかるときも。
コンソールが使いやすい!
- DigitalOceanのDropletを作成するコンソールが必要最低限の項目で非常にシンプルでわかりやすい。個人的にはIPアドレスをクリップボードにコピーする機能が痒いところに手が届く感じがあって好きです。
- AWSのEC2インスタンスを作成するコンソールは複雑で多数の項目があり、慣れるまでには時間がかかる。
うれしい自動バックアップ機能も!
- DigitalOceanのDropletはコンソールで設定するだけで1日1回バックアップを自動で取得してくれます。
- AWSのEC2インスタンスのバックアップを取得するときは、スクリプトを用意する必要があります。
スペック・Disk容量変更も自由自在!
- DigitalOceanはDropletの拡張・縮小はコンソール上で自由自在です。
- AWSのEC2インスタンスはスペックは拡張・縮小は変更可能ですが、Diskの拡張・縮小についてはちょっと複雑な手順になります。
と、無理やり感もありますが、DigitalOceanは「Mr. IaaS」といった感じで、個人的にはAWSよりも結構使っております。ただ実際の本番サービスの運用となると、AWSのALBやS3のようなPaaSは一切提供していないので、DigitalOceanで本番サービスを運用するのは現実的ではないかもしれません。使いどころとしては、検証用・開発用・個人のブログなどになると思われますので、ご興味のある方はぜひ試して見て下さい。
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