社内LT会をデフォルトカメラオンにしてみた

リンクバルのエンジニアの内藤 @akito_naito です。

リンクバルでは毎月LT会を開いて、主に技術ネタの発表をゆるくしています。例えば最近だと、堀内さんと村田さんが記事にしてくださった以下の内容などです。

リンクバルはフルリモートなのでLT会をオンラインで開催しており、参加者がだいたい10-15名で、発表者以外は全員カメラとマイクオフで実施していました。なお、LTはLightning Talks(ライトニングトーク)の略で、雑に説明すると稲妻のように短い(5分ほど)プレゼンテーションのことです。短めなこと以外は基本的にルールはありません。

私は2022年の6月までは他の部署で、7月から技術部になって初めてLT会に参加したのですが、カメラ・マイクオフのメンバーの前で発表しているのを聞いていて、「発表しづらそうだなー」と思いました。

ということでカメラとマイクをデフォルトでオンにしてみることを私が提案し、全員カメラ・マイクオン(強制じゃないよ)でLT会をやってみた感想を綴ります。

目次

そもそもなぜカメラ・マイクオフだったか

リンクバルの全社向けの会議など、参加者が多いかつ話す人はごく少数のものは、主に帯域の影響を考えて、参加者にはカメラ・マイクオフをお願いしていました。LT会も参加者が多めかつ話す人は基本発表者だけだったので、自然と発表者以外はカメラ・マイクオフでやっていました。

なぜ聴衆がカメラ・マイクオフだと発表しづらいか

ずばり、反応がわからないからです。

カメラオフだと表情の変化がわからず、マイクオフだと声が聞こえません。少なくとも私はですが、これはかなり発表しづらいです。

渾身の内容でも、他の人が驚いていたり関心しているかなどわからなかったり、あるいは笑いを誘うネタを入れていても、笑っているかどうかわからなかったり、、、

なにかしらの反応を期待した発表で、反応がわからないのは辛いです。

カメラ・マイクオンにしてみてどうだったか

カメラオン

よかったです。反応がわかります。

私はそのとき発表はしていませんが、発表者以外のメンバーの反応がわかるのは、発表していない人にもよいことだなーと感じました。

特に質疑応答のときに効果的だと思いました。やり取りのなかで他の人の反応もわかりますし、気になっていることや質問がありそうな人を発表者が察知して名指しすることもできます。

また、帯域の問題もなかったです。

ということで、今後もデフォルトのカメラオンは継続してLT会は行っていくことになりました。

マイク

これは正直意味がありませんでした。

私は、感嘆の「へー」「すごい」や笑い声が聞こえることを期待していました。ただし、今回の発表ではそういったことは特に起きなかったので、マイクオンでもオフでも変わりませんでした。

これを書いていて、無理はする必要はありませんが、聴衆はオーバーリアクションくらいがちょうどよいかもしれませんね。リアクションがわかると、発表者にも、他のメンバーにもよい影響がありそうなので。

ということで、デフォルトのマイクオンは今回限りとなりました。一つネックなのは、私はLT会では必ず一つは笑いを取りにいくので、その笑い声が聞こえないことです笑

おわりに

デフォルトで発表者以外は全員カメラ・マイクオフだったLT会をデフォルトでカメラ・マイクオンにした話でした。カメラオン、いいですよ。

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