リンクバルのエンジニアの内藤 @akito_naito です。
エンジニアを経験してから非エンジニア歴を4年近くやっていた私が、社内のコミュニケーションを見ていて感じた、エンジニアが非エンジニアとのコミュニケーションで気を付けたいことです。
目次
技術用語は伝わらないものと思おう
とあるエンジニアと非エンジニアの会話
非エンジニア「これって実装大変だったりしますか?」
エンジニア「うーん、これはAPI作るのがかなり大変かもしれないですねー」
非エンジニア「(APIってなに)」
さらに会話していくとこんな状態に。。。
どうすればよかった?
※後述しますが、ベストは、非エンジニアも最低限の技術知識があって、建設的に議論できることだと思います。
1 用語を使わない
- 伝わりやすいように言い換えましょう
- 例 「API」→「〇〇の処理で〜」
2 相手が理解しているか確認
- 「APIってなんとなくわかりますか?」
- YESならそのまま用語を使いましょう
- NoならAPIという用語を説明するか、他の言葉を使う
- 「今の説明でわからないところありましたか?」など確認
- 相手が流れで「大丈夫」と言っていないか注意
3 要点だけ説明する
相手が知りたいことを予想して、要点だけ説明しましょう。技術うんぬんに関わらず、ダラダラと説明するのはビジネスではよろしくありません。
例えば「結論、ユーザーの操作に影響が出るくらいスピードが遅くなります」など。
会議で技術的な話の深掘りは避けよう
どうすればよかった?
非エンジニアがいる会議で、技術的な深堀りは避ける
- 技術の話は、できるだけ別の場でエンジニアだけで詰めよう
- その場の非エンジニアの時間が無駄になってしまう
- 実装の詳細は、非エンジニアはわからないし、興味がない(人が多い)
- ただし、技術的な話がすぐ終わるかつ結果によってビジネスサイドがいた方がいいなら、その場で話し、全員の話を進めよう
非エンジニアにも最低限の知識があった方が良い
この記事の話は社内のLT会で発表したのですが、発表後の質疑応答時間に反応が多かったです。
結論、非エンジニアに最低限の技術知識があると良い、お互いが歩み寄れると良いよね、となりました。
- 最低限の知識があると、非エンジニアにとって話を理解できる以外のメリットも多い
- 実装が難しいときに、仕様の代替案を出せることがある
- 知識がないと「できない」と言われたらどうしようもなくなることがある
- 非エンジニアが最低限の知識を得られるよう、エンジニアが説明会などすると良さそう
- エンジニアと非エンジニアのお互いの歩み寄りをして、コミュニケーションを円滑にできると良い
おわりに
自社サービスの会社は、エンジニアと非エンジニアのコミュニケーションの差分を埋めやすいと思います。お互いを知ることを諦めず、コミュニケーションが円滑になる知識を得て、最終的にサービスを使うお客様に価値提供していければと思います!
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