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AWS re:Invent 2017 – リンクバルエンジニアの参加レポート / 2日目
こんにちは、リンクバルでエンジニアをしております。船寄です。
本日のレポートを書かせていただきます。
先日のレポートでKeynotesがあると書いたのですが、
私の勘違いでした。
本日はSESSIONとEXPO、WELCOME RECEPTIONの参加がメインとなりました。
印象に残ったSESSIONの内容
本日は4つのセッション(1本1時間)へ参加しました。
その中でも特に印象に残ったのが、「DAT322 – The Nanoservices Architecture That Powers BBC Online」 というタイトルのSESSIONでした。
英国放送協会のエンジニアによるものです。
内容としては2点あります。
SQSを使わず、Redisを利用している。
速度を出す為にRedisを使ってキューを作っているとのことです。
producerがLPUSH
でリストの先頭に追加し、consumer側がBRPOP
で末尾からpopして要素削除といったところでしょうか。
毎秒10Kだそうです。
microservicesではなくnanoservices
下記のスライドには、マイクロサービスよりも小さく、関数より大きい。だったり、最適なサイズでリリースという説明はわかるのですが、ビジネス上理解できるタスクというのがどうもしっくりこないです。(ただ次のスライドで何となくわかります。)
nanoserviceの利点としては、下記のようなことを話されていたと理解しています。
- サービスの粒度が小さいことからクロスチーム開発がしやすい。
- サービスサイズが小さいため、変更の影響が少なくなる。
- サービスサイズが小さいため、他者が理解しやすい。
BCCでは既に1,000以上のnanoserviceが、webサイトやMobile App, Api用に本番環境で稼働しているそうです。
例えばこのサイトでいうと、枠で囲まれている箇所がnanoserviceとして切りだしているところだそうです。
nanoserviceごとの結果をRedisへcacheしているそうです。
このセッションでは他にもTipsがあったのですが、登壇者の英語が聞き取りづらく、理解度が低いです。
そのうちSlideが公開されると思うので、見直して理解を深めたいと思います。
余談ですが、開始早々、BBCの中継レポート中に家族乱入する有名な動画が流され、
会場内に大きな笑いが起きました。
※[Tips]SESSIONのタイトルについて
「DAT322 – The Nanoservices Architecture That Powers BBC Online」 というタイトルの「DAT」はDatabaseの頭文字で、SESSIONの分野を示します。たとえばContainerだったら「CON」,Networkだったら「NET」という具合です。
「322」の数字については、先頭一桁がSESSIONのレベル、残り二桁に関してはわかりません。
レベルは1から4まであり、数字が大きい方が難易度が高いものとなっています。
SESSIONの期間中の総数はre:Invent公式サイトによるとOver 1,000+ breakout sessions
と書かれていますので、自分が行きたいSESSIONを探して、広大な会場の移動時間などを考慮してスケジュールを組むのはなかなか大変です。
EXPOについて
AWS関連の製品やパートナー見本市といったところでしょうか。
また、AWSのエンジニアから直接話を聞くスペースもあるようです。
とても広いです。全て回っていくと数時間かかるでしょう。
結構声をかけられたり、Tシャツやシールなどがもらえます。
初めてSnowballの実物を見ることができました。
WELCOME RECEPTION
ARIA, THE VENETIAN, THE LINQ LOTの3会場で実施されました。
私は宿泊ホテルから一番近いTHE VENETIANの会場を選択しました。
THE VENETIANの場合はEXPOと同じ会場で開催され、会場のあちらこちらで飲食物が提供されました。
Registrationに含まれているので、もちろんお金は不要で食べ放題、飲み放題です。
それでは今日はここまで、またお会いしましょう。
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